ハイドロキノンを皮膚科で処方してもらうといくら掛かる?
ファンデーションで隠せない濃いシミなどには、本当に悩みます。
シミを薄くしたいと思うのは女性のほとんどの人が考えていることです。
美白のスキンケアやシミを薄くしたいときに使う製品にはハイドロキノンが配合されています。
でも、おだやかな効き目ですから、期待外れという事もあるんです。
そんなときは皮膚科で濃度の高いハイドロキノンを試してみたいですよね?
今日は、ハイドロキノンを皮膚科処方してもらうときの値段と保険診療が適用になるのかということについてお話しします。
ハイドロキノンとは?
ハイドロキノンは”シミの漂白剤”と言われ効果効能が高い美白成分です。
医師の監修のもとでしか使用することができなかったのですが、2001年の薬事法緩和によって一般化粧品類にも使用することができるようになりました。
そのために、今までは皮膚科などの病院に行かなければならなかったハイドロキノン配合の製品が、ドラッグストアやネット通販で手軽に手に入れることができるようになったのです。
ハイドロキノンでシミが増える?
ドラッグストアなどでも手に入れることができる用になったメリットがある一方で、取り扱い方法を間違ってしまったことから消したかったシミがよけいに濃くなってしまったという肌トラブルが発生することも多く見られます。
もしそのようなことになれば、治療のために皮膚科に相談に行くことになってしまいます。
ハイドロキノンは、皮膚科で医師の指導のもとに処方してもらうというのが一番安心であり、安全で高い効果を得るためにも必要なことです。
ハイドロキノンの価格
皮膚科やクリニックで値段の変動がありますが、
ハイドロキノンクリーム 1本分の価格と1か月分の価格を着書いておきます。
ハイドロキノン 1本の価格 | 濃度4% 5g 1750円~ |
ハイドロキノン 1ヶ月の価格 | 4,000円~ |
という値段が一般的なようです。
シミ治療の価格
日本で、シミの治療を受けることは、病気ではないことから自由診療となっています。
海外では、治療として保険適用となる国もあるのですが、日本では実費診療となって皮膚科やクリニックによって料金もさまざまです。
シミ治療としてパック料金で提供されているクリニックもあれば、初回には初診料、二回目以降には再診料がかかった上に、そのほかにもいろいろな料金がかかることがあります。
このように、ハイドロキノンの皮膚科やクリニックなどでの値段はさまざまであり、さらにハイドロキノンだけではなく他のシミ治療もプラスされることもあります。
皮膚科でハイドロキノン治療にプラスされるシミ治療
- レーザー照射
- トレチノイン
があります。
詳しく説明しますね。
レーザー照射
シミ治療として、効果的なのがレーザーの照射です。
しかし、治療後には肌をガーゼで覆う必要があることから、他の人に何かあったのかと不安に思われてしまうことになります。
ハイドロキノンであれば、クリーム状になったものを塗るだけなので、他の人の目を気にすることもありませんし、シミ治療を受けていることを他の人に知られることもありません。
トレチノイン
ハイドロキノンクリームにプラスして行われるシミの治療として、トレチノインがあります。
トレチノインは、皮膚のターンオーバーを早めてくれる機能があります。
シミを早くかさぶたにして新しい皮膚を作ることができます。
つまり、シミを剥がして新しいシミのない肌に蘇らせることに効果を発揮するものであり、ハイドロキノンとセットで処方されることが多いものです。
濃度によっても値段が違ってきますが、一般的にはトレチノインの方が高価である傾向にあります。
それでも、プラスすることによって早くシミへの効果を得ることができる成分です。
トレチノイン価格
料金:
トレチノイン0.05% 5gチューブ 3,240円(税込)
トレチノイン0.075% 5gチューブ 3,780円(税込)
まとめ
皮膚科ではシミ治療と言ってもさまざまな方法が用意されています。
皮膚科であれば、医師による診察によって症状に合わせた方法や治療の組み合わせ、薬の濃度を調整してもらえたり、肌の状態によって安全性を考えながら方法や量をオーダーメイドで調整してもらうことができます。
本気でシミを何とかしたいというのならば、医師と相談しながら進めるべきであり、自由診療であることから安く済ませることができるクリニックを選ぶだけでなく、信頼ができる医師がいるかどうかも重要な選択肢になります。
最近は、シミ治療の前後を写真で公開できる人に、モニター価格として安価で治療できる制度を導入している皮膚科もあります。
医師の監修のもとで安心してシミ治療が出来ますので、利用するのもいいでしょう。