今日もまゆママから、相談のTELがあり、まゆちゃんのデリケートゾーンにしこりが出来たんですって!!
ネェ聞いてくれる? デリケートゾーンにしこができるといっているのよ。
ちょっと疲れたりすると、でてくるのよね。
お薬で治るかな?
充分な睡眠とバランスの取れた食事、ストレス解消かな?
病院に行かなくってもいいのかな?
様子を見てからでいいんじゃない?
わかった。ゆっくり休ませるようにするね。
私たちの体はとっても敏感です。
最も敏感な部分がデリケートゾーンといわれる部分です。体がつかれているときなど、すぐにその症状が現れる部分です。
また、デリケートゾーンはちょっとしたことでトラブルが起こりやすい場所ですので、頻繁に痒みや痛みを感じるという人もいるようです。
その痒みや痛みが現れている部分をチェックしてみると、固いしこりができているケースがあります。
今日はいつの間にかできるしこりについてお話します。
デリケートゾーンのしこりは?
しこりはできてしまっても何もせずに治ってしまうこともありますが、何日も経っても改善の兆しが見えなければ少し不安になります。
万が一しこりが大きくなっていくような場合にはすぐに何らかの手立てを考えなければなりませんので、そのうち治るだろうと悠長に構えていてはいけません。
このままでは治らないと判断した時、病院で診察を受けて原因を明らかにすることが大切です。
疾患によって治療法は異なりますし、用いられる薬も違います。
しこりが化膿しているとき
デリケートゾーンは摩擦を受けやすい場所であり、アポクリン腺も多いので、毛穴が詰まって化膿してしまうことがあります。
化膿すると赤く腫れて、痛みを伴うようになります。
膿が出てしまえば一時的に良くなりますが、再発しやすいのでせっかく治ってもまた同じ症状に悩まされるという人も少なくありません。
診察を受けたら、炎症を抑える薬が処方されますので、治まるまではしっかりと塗っていくことが大切です。
市販されている薬で対応する場合には、抗炎症作用を持つ軟膏を利用します。その場合、デリケートゾーンに利用できることを事前にしっかりと確認しなければなりません。
私が今までに使用した塗り薬で効果的だと感じたのは”ゲンタシン軟膏”です。しかし、この”ゲンタシン軟膏”は市販されていません。
私自身がデリケートゾーンにしこりができて婦人科で処方された塗り薬でした。ちょっと疲れたらすぐにしこりができていましたので、そのたびに処方してもらっていました。
代用できる市販薬
フルコートf 第2類医薬品
テラマイシン軟膏a 第2類医薬品
ただのしこりだけの場合
痛くも痒くもないしこりができることもありますが、これは外陰脂肪腫の可能性が非常に高くなります。
良性の脂肪の塊ですので心配なものではありませんが、不安があるのなら念のために受診するようにします。
外陰脂肪腫ができる原因はまだ詳しくは分からないのですが、一度できただけで再発しない人もいれば、いくつもできてしまう人もいます。
ただし、できてしまっても基本的には心配なものではありませんので、この場合はセルフケアで十分なケースがほとんどです。
自分で薬による治療を行う場合には、皮膚を柔らかくするような軟膏を使用すると良いようです。
柔らかくすることで古い角質が排出されやすくなりますので、しこり部分も徐々に目立たなくなります。
また、薬でなく化粧水などで対処する方法もあるのですが、その場合にはデリケートゾーン専用に作られたものを利用する必要があります。
顔に使うような化粧品には刺激物が含まれていることが多く、皮膚の薄いデリケートゾーンには向きません。
ケアを行うことでかえって皮膚状態を悪化させては意味がありませんから、専用の化粧品で優しくお手入れを行うことが大切です。
しこりに気付いたら、それが放置しても構わないものなのか病院での受診が必要なものなのかを一度考えてみることが大切です。
ごく軽い症状で膿を伴わないものなら、気になる症状を抑える成分の含まれている軟膏を利用したり、化粧水でケアを行うことで少しずつ改善されていきます。清潔にするだけで良くなるケースもあります。
まとめ
デリケートゾーンのしこりは女性にはつきもののようです。何回もできる人とそうでない人がいるようです。
自分の症状に合う薬を見つけておくと、後々重宝します。
また、日常からデリケートゾーンの保湿に心がけておきましょう。お顔と同じようにデリケートゾーンも保湿に重点を置いてお手入れすると、肌が変わってきます。
顔に使っている化粧品では刺激が強いことがありますので、デリケートゾーン専用の化粧品を使うようにしましょう。反対にデリケートゾーン用の化粧品はお顔にも使うことができますので、デリケートゾーン用の化粧品でお顔のお手入れをすることも可能です。