年齢肌に気に入った洗顔を見つけたのだけれど、洗顔するときにどうしたわけか目にしみます。
これがすごく痛くって・・・。
こんなに目に染みる洗顔せっけんって、肌にいいのかしらと思いませんか?
この記事では、
- 洗顔せっけんが目にしみるわけ
- 目にしみても安全なの?
- 肌には目にしみない洗顔せっけんを使うほうがいいの?
についてお話しします。
洗顔せっけんが目にしみる理由
石けんは弱アルカリ性です。
ところが、私たちの体は弱酸性です。
このように性質が違うものが目や粘膜などに触れるとしみることがあったり、体の中に入ってくると、痛みを感じることがあります。
しみたり痛くならないようにするには、洗顔する時やシャンプーするときはしっかり目をつぶり目に入らないように注意しましょう。
目にしみても安全なの?
石けんが目にしみたときは痛くって涙が出ます。
目にゴミが入ったときは、どうでしょうか? 痛くなって涙が出ます。この涙がごみを流してしまいます。
このように涙が出るということは、体の自然の反応なのです。
石けんの界面活性作用は薄められるとなくなりますので、目にしみたからと言って体に害があるということはありません。
ですから、目にしみたときはきれいな水で洗い流しましょう。
このように目にしみて気が付くから、「体に害がない。」ということになります。
目にしみるせっけんで洗顔して肌に影響はないのでしょうか?
石けんが目にしみるのは弱アルカリ性だからです。
では、肌と同じ弱酸性の洗顔料を使うほうが良いのでしょうか?
簡単に弱アルカリ性がいいよとか弱酸性の洗浄料が肌に優しいよとは言えないのです。
私は子供に弱酸性の洗顔料を買ってきたのですが、合成界面活性剤配合の洗顔料だったのです。
わかりやすく言うと、弱酸性だから肌に優しいと思って購入したのですが、そうでもないようなのです。
というのも、石けんは酸性のものに触れると中和されて洗浄力がなくなってしまいます。
私たちの体から出る汗や皮脂は弱酸性です。
弱アルカリ性の石鹸は中和され、程よい洗浄力になっていきます。
ところが初めから弱酸性とうたっている合成洗剤は、汗や皮脂に触れても中和されることはありません。
つまり一度肌に洗浄料が付いたら、いつまででも洗浄力を保っているのです。
また、石けんは水で薄めるととすぐに洗浄力がなくなるのですが、合成界面活性剤配合の洗顔料は水で薄めても洗浄力は、そのまま維持することが多いのです。
丁寧にすすがないと洗顔料が肌に残ってしまうことが考えられます。
何回もすすぐとなるとお肌に必要な皮脂までも洗い流してしまうことになります。
このことから肌には石鹸のほうが優しいということになります。
まとめ
ここまで、石けんについて調べてきました。
石けんは洗浄力が強くって肌に良くないのではないかと思っていました。
ところが、実際は中和の作用があることや、水で洗い流すとすぐに皮膚表面は中性に戻ることで、石鹸は肌に優しいということが分かりました。
また、目にしみるということがより体に害がないということもわかりました。
安心して洗顔せっけんを使っていけますね。