日差しが強くなる夏になると紫外線対策として、日焼け止めや帽子や手袋を利用しますが、秋になると必ずシミが増えています。
年齢を重ねると多くの女性が悩む原因の1つだと言われているのが、肌のシミやソバカスなどのメラニン色素の沈着です。
唇にメラニン色素が沈着する原因
- 皮膚を守るためにメラニン色素が作られる。
- ターンオーバーが年齢とともに遅くなり、メラニンが排出されないままシミになる。
唇の皮膚を守るためにメラニン色素が作られる。
これは主に紫外線によるダメージを受けて、皮膚を保護しようとする働きが、肌内部にメラニンと呼ばれる色素を生成してしまうことで肌内部に色素沈着を起こしてしまうことです。
ターンオーバーが長くなり、メラニンが排出されずシミになる。
肌のターンオーバーが若い頃に比べて活発化しないことから、古い角質などが蓄積してシミやソバカスになってしまうなど様々な原因があると言われています。
唇のメラニン色素を薄くするには?
一般的に美白効果のある成分として、皮膚科クリニックなどで処方してもらったり、美白化粧品に含まれているという「ハイドロキノン」や「トレチノイン」があります。
この「ハイドロキノン」や「トレチノイン」は、肌内部にできやすいメラニン色素の生成を抑える効果や、既に出来てしまっているシミやソバカスを薄くする美白効果があるといわれており多くの女性が顔のお手入れに使用しています。
ハイドロキノンで唇のくすみが取れるの?
特にハイドロキノンは高い美白効果があると言われています。
シミやくすみでの悩みが深い方は美容皮膚科クリニックなどの医療機関で処方される濃度が高い「ハイドロキノン」を利用しているということもあります。
もともと「ハイドロキノン」は、皮膚の弱い方などが使用すると刺激が強く、使った後に皮膚がヒリヒリと痛むなど肌トラブルが起こりやすい特徴もあります。
以前は医師の処方箋がなければ購入することができませんでしたが、薬事法の改正があり、4%以下の濃度のハイドロキノンは市販されるようになりました。また、4%以上の濃度の「ハイドロキノン」は、美容皮膚科など医師の処方箋があれば手に入れることができます。
唇の粘膜部分にハイドロキノンを使用してもいいの?
濃度が高いハイドロキノンは医師の監督下で安全に使用する必要がありますし、デリケートな部位には使用してはいけないと言われています。
唇や粘膜部位などのデリケートな部分は使用を避ける必要があると言われており、唇のシミや色素沈着に無理に使用すると白斑と呼ばれる皮膚の色がまだらになってしまう症状が現れた方もいます。
市販されているハイドロキノンが配合されている化粧品などは、厚生労働省が認可していますので、唇に使用してしまう方もたまにいらっしゃるようです。
しかし、唇は他の皮膚の部位に比べて角質層がとても薄く、刺激を直接的に受けてしまうので普通の素肌に使用する化粧品を使用するのはかなりのリスクがあります。
唇があれたら怖いので、ハイドロキノンの濃度が高いクリームは唇に塗らないようにしてください。
唇の色素沈着を改善するには?
ハイドロキノンが配合されているリップクリームは、販売されていません。
デリケートな皮膚の色素沈着を改善するためにはどうすれば良いかというと、普段のスキンケアを行う際にUVケアが行えるリップクリームを塗って紫外線から肌を保護するお手入れを行うことが大切です。
また普段のスキンケアを行う際に、唇にも使用することが出来る天然由来のUV効果のある美白美容液を使用するようにすると、角質層が薄いデリケートな部位でもしっかり保湿ケアと美白ケア、更にUVケアが行えるようになります。
UVカットリップクリームもおすすめですが、デリケートゾーン用のクリームのほうがおすすめです。
デリケートゾーンの黒ずみや乳首の美白にも利用されているイビサクリームをつかってみませんか?
まとめ
唇は皮膚が薄く紫外線の影響を受けやすい部分です。
唇の紫外線対策として UVケア用のリップクリームを使いましょう。
唇の色素が気になるようならば、ファンデーションでカバーしてその上から口紅をつけると口紅の色がそのまま発色します。
夜のお手入れの時に、日ごろお使いの美白美容液やデリケートゾーン用のイビサクリームなどで唇の美白を習慣づけるのはとってもいいことだと思います。
唇の色素が気になっている方は試してみてくださいね。