歯茎が腫れると、ものが食べられなくなったり、顔が腫れたりなど大変な思いをします。
3日ほど前から、歯茎が痛いと感じてきました。そしたらあれよあれよと言う間に、歯茎だけではなく顔まで腫れてきました。
受診すると、いままでとパターンが違う腫れだということでした。
腫れの原因は、歯の根元の骨が腐ってしまって膿がたまって腫れているということです。
鎮痛剤で痛みを押さえてますが、早く腫れが引いてくれないものかと願うばかりです。
歯茎の腫れが口臭の原因のひとつです。
このページでは、歯茎の腫れの原因と対策方法を紹介します。
口臭で悩んでいる方や、調子が悪い時は歯茎が腫れるという方など参考にしてください。
歯茎は、なぜ腫れるのでしょうか?
歯茎が腫れても痛くないときもあります。
痛い時は、歯医者に行ったり鎮痛剤飲んだりしますが、痛みがないときは気がつくのが遅くなります。
歯茎が腫れているのに痛くないときなどは、歯を磨いている時に出血したりすることがあります。
いつの間にか腫れがひいて気がつかないまま治まっていたということがあります。
歯茎が腫れることは炎症を起こしているのです。
炎症は原因があって起こるものですからこの原因を突き止めることが大事です。
このページでは歯茎が腫れる原因とその対処方法を紹介します。
口の中は自分で見えませんので、定期的に歯科医に通って口腔内の状態をいい状態に保っておきたいですね。
口腔内の状態が良ければ口臭も気にならなくなりますよ。
歯茎の痛みの原因
歯茎が痛む原因を見つけていきます。
- 歯周病
- 歯の根の先が腫れてる場合
- 歯と歯の間にものが詰まって圧迫して痛みが起こる場合。
- 口内炎
- 親知らず
- 普段の歯ブラシでのきず
- 粘膜が痛むカンジダ菌
これらのことが考えられます。
ひとつづつ見ていきます。
1.歯周病
歯周病によって歯の周りの骨が溶かされ、歯と歯茎の間に膿がたまり、歯茎が腫れて痛みます。
膿は自然と出ることもありますが、歯周病が進行するとひどい口臭や歯がぐらつくようになり最終的には抜けてしまいます。
早めに治療が必要です。
歯茎が大きく腫れている場合は中に溜まった膿を出します。
腫れが引いてから歯周病の治療を行います。
2 . 歯の根の先が腫れてる場合
歯の根の先に膿が貯まることがあります。
根尖病巣(こんせん びょうそう)といって、腫れと痛みは繰り返し襲ってくるそうです。
最終的には歯が揺れてきて虫歯が深くなり神経が自然に死んでしまいます。
腫れが大きく痛みが強い場合は根の中から膿を出します。
腫れが収まった後に根の中を消毒する治療をします。
3. 歯と歯の間にものが詰まって圧迫して痛みが起こる場合。
虫歯ができて、歯に穴が空いたり、治療をして詰め物をしてたのが取れたり、歯周病で歯が動いたりすると歯茎と歯の間に隙間が広がってきます。
この隙間に食べかすがどんどんどんどん詰まっていきます。
この食べかすが歯ぐきを圧迫します。食片圧入(しょくへんあつにゅう)と言います。
虫歯の治療をするとつまらなくなります。
食事の後に食べかすをきちんと取るということが大切です。
デンタルクロスや歯間ブラシを使ってお掃除するといいです。
歯茎を痛めないようにゴムでできている歯間ブラシもあります。
いろいろ探してみるといいと思います。
4.口内炎
歯肉に口内炎が出来ると痛みが強くなります。
口内炎は米粒みたいな小粒のものから親指親指ぐらいの大きさになるものまであります。
原因はウイルスや鉄分、ストレス睡眠不足、ビタミン不足などいろいろあります。
口の中は細菌が多いところなので、痛みが続く場合もあります。
ドラッグストアで売っているような薬を塗ると早く治ります。
寝るときは口内炎の部分を少し乾かして軟膏で覆ってあげるようにするといいです。
治りが悪い時は体の中から来てることもありますので内科を受診してみてください。
5.親知らず
親知らずの周りに被っている歯肉の中に細菌がたまり、歯肉が腫れ痛みが出ます。
歯肉が盛り上がると噛み合わせが合わないようになり、親知らずも被っている歯肉と歯肉がぶつかって余計に腫れがひどくなります。
噛み合わせに影響してないのであれば早めに抜いたほうがいいです。
かかりつけの歯科医師さんと相談して抜歯してください。
6.普段の歯ブラシでのきず
歯茎は粘膜なので歯ブラシで強く磨くと傷が付きます。
この傷に口の中の細菌が感染すると、口内炎のようになって痛みが強くなります。
痛みが強い時は口内炎の薬を塗って、唾液を遮断するようにしましょう。
柔らかいブラシを使って正しくブラッシングするようにしましょう。
7.粘膜が痛むカンジダ菌
カビ菌の1種です。
体の抵抗力が下がったりしているとカンジダ菌が増え歯ぐきが痛むことがあります。
口の中の状態が汚い時にも起こりやすくなります。
特に入れ歯を使われている方は毎日では洗浄剤を使うようにしましょう。
の検査を行い原因を特定します。
菌が見つかったら薬でカンジダ菌を治療します。
再発しやすいために口の中は常に清潔な状態に保ちましょう。
歯茎が腫れると、口の中で出血したりしてとても気になりますよね。
歯ブラシの方法で口腔内を清潔に保つことができれば、ずいぶん歯茎の腫れも違ってくるでしょう。
歯ブラシや歯磨き粉にも注意を配ってみてはいかがですか?
歯ブラシで歯茎マッサージをして歯茎の腫れを抑えてみませんか?
歯科医院に行くたびに、先生が正しい歯ブラシの使い方を教えてくれます。
いつも使っている歯ブラシで、歯ブラシを歯と歯茎の境にあてて上下に動かします。
歯を磨いているという感覚ではなく、こまめにちょっと歯ブラシを上下に動かすというイメージです。
口の中を一周します。
このとき歯磨き粉をつけると、泡立ちが良くって、磨いてもいないのに泡で磨いたというように勘違いして、磨き残しが多くなるという事や泡が立たない歯磨き粉がいいと教えてもらいました。
ところが、鏡を見ながら歯茎磨きをしないと磨き残しがあるようです。
そこで、鏡を見なくっても歯や歯茎を磨くことができる歯ブラシを探してみました。
すると、歯の上で転がすだけで力入らない歯ブラシが見つかったのです。
それは、京都やまちやのころころ歯ブラシです。
ころころ歯ブラシを口の中で転がしていたら、歯がつるつるしてきました。
歯茎のマッサージになって、唾液と驚くほど出てきます。
試しに1か月続けてみてください。歯科医も驚く変化が現れます。
歯茎の腫れの原因は:まとめ
ここまで歯茎の腫れの原因をお話ししてきました。
歯茎の腫れは原因が沢山ありますが、口の中を清潔にしておくことでずいぶん改善できます。
歯茎が腫れたときは過ぎに歯科医を受診しましょう。
定期的に口の中の様子を診察してもらう事は、とても大切です。
定期的に診察してもやはり、睡眠不足やストレスなどが溜まると歯茎が緩んだり歯と歯の間がすくようになったりします。
口の中を清潔にするためにも歯ブラシを見直してみませんか?