便が異常に臭いのです。
赤ちゃんが生まれたときは、便の色やにおいで健康状態がわかるといわれていたのでおむつを替えるたびに便の色を確認していたものです。
しかし、赤ちゃんの時だけでなく成人しても健康状態を確認するのに有効な方法です。
ところが、食生活や日常生活のストレスなどで、便が異常に臭くなることもあります。
この記事では、便が臭くなる原因と対処方法を紹介します。
便臭で悩んでいる方は参考にしてください。
便が異常に臭い原因
自分の排便の中でどのような時、便が臭かったか覚えていますか?
私の場合は、冷や汗が出るくらいのひどい便秘だったので、便秘薬を使っていました。
使い慣れると薬も効かなくなると聞いていましたので、 1週間ほどお通じがないときに便秘薬を飲んでました。
すると下痢をしてしまい、この時の便が異常に臭かったのを覚えています。
私の場合は、慢性的な便秘でしたので便秘→下痢→便秘→下痢を繰り返していました。
体が臭い原因は
- 食べ物をきちんと噛んでいない。
- ストレス
- 腸内環境
の3つが考えられます。詳しく説明していきます。
食べ物をきちんと噛んでいない。
ファーストフードやインスタント食品が増えてきたことにより、食べ物自体が柔らかくなってきたことにも原因の1つがあるのですが、食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまう人が多いのです。
これは唾液に含まれている消化酵素が十分な働きをしないことになります。
口の中で行われる消化が不十分なために、胃や腸に余計な負担をかけてしまいます。
この未消化の食べ物が、きちんと消化しきれず大腸に止まってしまい腐敗を起こしてしまうのです。
ストレス
体臭や口臭の原因としてストレスが挙げられることが多いのですが、自分自身が気づかずにストレスの影響を受けているということがあります。
ストレスを感じると、胃の消化酵素であるペプシンの分泌が減少してしまい、消化しきれずにそのまま腸に送られてしまいます。
またストレスで腸の蠕動運動も鈍くなりますので、便が腸内にとどまる時間が長くなり、そこで腐敗が余計に進むのです。
腸内環境
腸の中には、善玉菌と悪玉菌そしてどちらにも属さない日和見菌がいます。
日和見菌と言うのは、腸の中が善玉菌が多かったら善玉菌になり、悪玉菌が多かったら悪玉菌になってしまう、強い方についてしまう、わかりやすいと言えばわかりやすい菌なのです。
まるで人間みたい。
ですから、腸の中の環境を善玉菌が多くなるようにする必要があるのです。
善玉菌を多くするには、乳酸菌がたくさん含まれているヨーグルトや味噌、ぬか漬けなどをたくさんとってほしいと思います。
また、善玉菌をたくさん増やすためには、善玉菌の餌となるオリゴ糖などをとるようにしましょう。はちみつ、きなこ、バナナなどは善玉菌の餌となります。
まとめ
便のにおいを少なくするには、食べ物の消化吸収をきちんと行うために、十分に食べ物を噛むようにしましょう。
すると唾液と混ざり合って消化しやすい状態で次の器官へと送られていきます。
ストレスを減らし、腸内環境も善玉菌が多くなるように乳酸菌やオリゴ糖を取ることをおすすめします。