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【体臭】汗のにおいの原因って、何なの?

汗 体臭
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汗のにおいが気になる夏。

最近の夏の暑さと言ったら、35度~40度近くが当たり前です。

こんなに暑い時は、家の中にいるだけで、汗がじっとり体の中からわいてきます。

他人の汗の臭いは気になるけれど、自分の汗には無関心ではエチケット違反ではありませんか?

臭いはデリケートな問題で、家族から指摘されるのもいやです。

まして、他人から臭いと言われでもすると、死んでしまいたくなるくらい自己嫌悪になります。

この記事では、汗のにおいの原因と対策方法を紹介します。

 

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汗のにおいの原因

ここからは汗が臭くなる原因について解説していきます。

汗がくさくなる原因

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汗はすぐ臭うのではなく、時間がたつとにおい始めます。

臭いのもととなるのは、汗と一緒に出てくる古い皮脂や角質です。

 

この古い角質や皮脂を皮膚の表面にいる常在菌が分解することにより、アンモニアに似た悪臭を出すのです。

これが、あのムワッとする汗の臭いが発生するメカニズムです。

 

 

汗の種類

私たちの体は、汗を出して体温を調節しています。

その汗にも種類があります。それは、さらっとした汗(いい汗)とべたっとした汗(悪い汗)があります。

いい汗と悪い汗の違いを紹介します。

 

さらっとした汗=いい汗

  • さらっとしてて、蒸発しやすい。
  • 雑菌が繁殖しにくく、においが少ない。
  • 汗に塩分やミネラル分が含まれない。
  • なめても塩辛くない。

 

ベトベトネバネバした汗=悪い汗

  • ベトベトネバネバしていて蒸発しにくい。
  • 雑菌が繁殖しやすく、においが有る。
  • 汗に塩分やミネラル分が含まれる。
  • なめたら塩辛い。

 

いい汗と悪い汗の違いは?

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まだ子供のころ、汗を舐めてみたことがありました。

塩辛く感じました。

いい汗と悪い汗の違いは汗の中に含まれるミネラルです。

ミネラルってよく耳にしますが、どんな意味なのでしょうか?

 

ミネラル(無機質ともいいます)には、カルシウム、鉄、ナトリウムなどがあります。必要な量は少ないのですが、人の体の中では作ることができないので、食べ物からとる必要があります。ミネラルは、骨などの体の組織を構成したり、体の調子を整えたりする働きがあります。

ミネラルは、多すぎても少なすぎても健康によくありません。体に必要な量はミネラルの種類によって異なります。

農林水産省ミネラルより引用

 

私たちは汗をかくときに一緒にミネラルも出しています。

ミネラルは、人間の体で作ることが出来ないので健康な体の人はこのミネラルを再吸収します。

このようにして汗の中にミネラルが含まれないようになり、さらっとした汗になるのです。

 

ところが、運動不足やエアコンの中で生活をしていると、汗をかく習慣がないために汗腺の活動が弱まります。

活動している汗腺が少ないと、一つの汗腺に負担がかかり、ミネラルを再吸収できないようになるのです。

汗の中のミネラルを体に戻すことができないために、汗とともにミネラルもでてしまい、ベタベタした汗になるのです。

 

いい汗は酸性なのに対して悪い汗はアルカリ性です。

もともと、私たちの肌は弱酸性に保たれています。

それは、肌についた雑菌を殺すためです。

いい汗をかくと汗が酸性のために、菌が繁殖しにくく、においも臭くなりにくいのです。

また汗の中にミネラルが含まれないために、さらっとしていて乾きやすいのです。

 

ところが、悪い汗の場合は、汗がアルカリ性のために肌もアルカリ性に傾きます。

すると、肌の殺菌作用が低下してしまい、菌が繁殖してしまいます。

また、臭いも出やすくなります。

 

悪い汗をかきやすい人は?

  • 冷房の使い過ぎで身体の温度調節機能の低下
  • 食生活の偏りや乱れ
  • 運動不足
  • ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ

です。まるで現代人にぴったり当てはまると思いませんか?

 

いい汗をかいて汗臭い対策をしてみませんか?

汗腺の活性化

悪い汗をかく人は運動不足や冷房の使い過ぎで、汗をかくことが少なくなっています。すると汗腺は眠るようになってしまいます。

良い汗をかくためには汗腺を眠りからさまし、活性化させるために鍛えることが必要です。

汗腺を鍛える入浴法

浴槽に42度くらいのお湯を15センチほど入れます。

手と足を入れ15分ほどじっとして汗を出します。前かがみの姿勢がつらい場合は

浴槽の中に椅子を入れてもいいですね。汗腺は、脳から遠い程老化しやすいのです。

またお湯の中に酢を入れると発汗作用がアップしますので試してみてくださいね。

食生活の見直し

日ごろから汗がくさい人は肉や脂肪分をたくさんとっている人が多いようです。

肉や脂肪分は腸内で分解されるとアンモニア臭や酸性臭が出やすいので汗がくさくなります。

肉や脂肪分をたくさん摂っている人だけでなく、いい汗をかくためには大豆製品をたくさん摂りましょう。大豆に含まれるイソフラボンは発汗を調節する働きがあります。

有酸素運度を取り入れる。

 

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有酸素運動の方が汗をかきやすいのです。
酸素を消費しながら汗をかくということは、体の中に疲労物質、乳酸が増えないということです。
有酸素運動を毎日20分くらいするというのが理想的な運動の方法です。

毎日有酸素運動をしていれば、汗の成分はとてもサラサラで水に近い物になります。アルカリ性も少なく、酸性の汗になって雑菌もそれほど繁殖せずにすむのです。

いわゆるいい汗をかくようになってくるのです。

汗をかいたら、放置してはダメ!

有酸素運動やウォーキングなどでいい汗をかいても、そのままにしていたら時間の経過とともに雑菌が繁殖して臭い汗に変わってしまいます。

すぐにシャワーなどを使えるといいのですが、できない場合は汗を拭くことは必ずしてくださいね。汗を放置しないようにしてくださいね。

 

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まとめ

汗くさい汗は悪い汗です。

悪い汗をかかないためには、

  • 食生活の見直し
  • 有酸素運動
  • 汗腺を鍛える。

事がポイントです。

老化が進むと汗腺も衰えます。

加齢臭といわれないためにも、汗の対策はきちんとしておきたいですね。