敏感肌の場合はファンデーションや化粧下地選びにとっても苦労します。
というのも、敏感肌用の化粧下地などでも、実際に使ってみないと本当に肌に合うかどうかわかりません。
また、化粧下地などのサンプルは、ほとんど用意されていないためにお試しセットで試してみるということも出来ないのが実情です。
この記事では敏感肌でも安心して使える化粧下地についてお話します。
どんな化粧下地を選べばいのかわからない方や今まで化粧下地を使ってなかったという方は、参考にしてくださいね。
化粧下地の役割って?
化粧下地を使うとファンデーションの持ちがいいとか、肌がつやつやに見えるようになるって聞くんだけど、化粧下地って、一体どんな役目があるのでしょうか?
- 肌表面をなめらかに整える。
- 肌の色を整える。
- 化粧もちを良くする。
- 紫外線画像の外部刺激から肌を守る。
- ファンデーションの刺激から肌を守る。
このような優れた機能があります。
こんな効果があるのなら、化粧下地を使ったほうが絶対いいに決まっています。
でも、肌に刺激を与える成分があります。
ここからはそのような刺激を与える成分についてお話します。
肌の刺激となる成分
敏感肌でなくても刺激となる成分はできるだけ避けたいのは当然のことです。
どのような成分が刺激になるのかも覚えておきましょう。
- タール系色素
- エタノール
- 香料
- パラベン
- 紫外線吸収剤
一度は耳にしたことが有ると思います。
ひとつずつ、詳しく解説しますね。
タール系色素
石鹸の包装やスキンケアの箱に書いてあることが多いのですが、赤色〇〇号、青色〇〇号、黄色〇〇号と記載されている合成着色料の1種です。
カラーコスメに使われていることが多く、タール系色素のなかには皮膚障害の原因となるものや発がん性があるものもあります。
エタノール
エタノール(アルコール)には殺菌洗浄剤や収れん剤、さらに水に溶けにくい成分を溶けやすくするといった働きがあり、化粧品には欠かせない成分です。
一方でエタノールは肌への刺激が強い成分なので、敏感肌や肌荒れが起きている時は、避けるべき成分です。
香料
合成香料は肌への刺激が強いことが知られています。裂けるのが無難な成分です。
パラベン
防腐剤の一種で、表示例は、メチルパラベン・エチルパラベン・プロピルパラベンなどです。
アレルギーなどの皮膚障害を起こすこともあります。
紫外線吸収剤
紫外線のエネルギーを取り込んで科学的に処理する日焼け止め成分のことです。
取り込んだエネルギーを熱や赤外線に変換して放出したりしています。
紫外線を浴びている間中化学変化を起こし続けるために、肌への刺激を感じることがあります。
敏感肌の方は紫外線錯乱材剤を使用している物を選ぶほうが肌への刺激は少ないでしょう。
以上のことを踏まえて敏感肌に最適な化粧下地を選んでみたいと思います。
敏感肌におすすめ 崩れにくい化粧下地
敏感肌におすすめの化粧下地は、
- 資生堂Dプログラム アレルバリヤエッセンス
- アクセーヌ スーパーサンシールド
- エトヴォス ミネラルUVグロウベース
- エトヴォス アクアミネラルベース
です。
Dプログラム アレルバリア エッセンス BB SPF40・PA+++
敏感肌や肌が弱い人におすすめの資生堂dプログラムから販売されている化粧下地です。
日中用保護美容液・化粧下地なのに、なんと色がついています。
もちろん、先ほどお話しした刺激成分の紫外線吸収剤は使用されていません。
SPF40・PA+++ 40㎖ 2色 各3,300円(税込み)
1本で美容液、化粧下地、日焼け止めの効果があります。
また、色がついているのでファンデーションとして使ってもOKです。(私の感覚です。)
10時間も化粧が崩れないというデータを取得しているっていうのも心強いですね。
また、1本で美容液、化粧下地、日焼け止めという3つの役目をしてくれるのが嬉しいですね。
時間短縮もできますので、とってもおすすめの化粧下地です。
アクセーヌ スーパーサンシールド SPF28・PA++
アクセーヌは、皮膚科の医師が紹介するほど低刺激・高性能のスキンケアを開発しています。
敏感肌でも安心して使用できます。
低刺激性・無香料、アルコール(エタノール)フリー、刺激を与える紫外線吸収剤を使わない「ノンケミカル」タイプで、色素が直接肌に触れない技術を採用しているのでとっても肌に優しいです。
ヒアルロン酸などの成分が保湿UVカット膜を形成して、角質層に潤いを与えながら、紫外線をカット。
さらにセラミドⅢが皮めくれ・粉ふき部分を整え、ファンデーションのノリ・もちをよくします。一度使ってみてください。
エトヴォス ミネラルUVグロウベース SPF37 PA+++
「ツヤ肌」へのこだわりを集結した多機能UV化粧下地
素肌感を最大限に活かしながら水分をたたえたようなツヤ肌を作り上げ、日中の紫外線からも肌を守ります。
シリコン・鉱物油・石油系界面活性剤・ナノパウダー・紫外線吸収剤・タール系色素・香料は不使用。
低刺激処方で肌への優しさを持ちつつ、クレンジングなしでメイクオフできるエトヴォスのメイクアップラインの特徴も併せ持っています。
エトヴォス ミネラルUVグロウベースの特徴
- 洗顔料で落とせる
- 透明感あふれる“うるんだ肌”を実現
- 紫外線カット機能も備えたUV化粧下地
保湿成分・・・セラミド(EOP、NG、NP、AG、AP)、ヒアルロン酸Na、シロキクラゲ多糖体、スイゼンジノリ多糖体、マンダリンオレンジ果皮エキス
エトヴォス ミネラルUVグロウベース ETVOS 化粧下地 低刺激処方
エトヴォス アクアミネラルベース SPF11PA++
スキンケア発想のウォータリーファンデーション下地。
お肌に潤いを与えながら肌色を整え、くすみや毛穴をカバーします。
化粧水のようにうるおいたっぷりなので、素肌のような透明感を与えてくれます。
なめらかにのびるテクスチャーでスッとお肌になじみ、まるで素肌のままのような軽いつけ心地。
合成界面活性剤、オイル、シリコンすべて不使用で、毛穴をふさがず、お肌を健やかに保ちます。
エトヴォス アクアミネラルベースの特徴
クレンジングはもちろん不要。
保湿成分・・・浸透型ヒアルロン酸、天然保湿因子(NMF)
整肌成分・・・α-アルブチン、リンゴ幹細胞エキス
つるんとした毛穴レスな肌になれます。
化粧下地の正しい使い方の順序
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- 日焼け止め
- 化粧下地
- コントロールカラー
- ファンデーション
- フェイスパウダー
が正しい順序です。
今日ご紹介した製品はすべてUV機能が備わっていますので、日焼け止めやコントロールカラーなどは省くことが出来ます。
また、色が付いた下地もありますので、ファンデーションを省略することも可能です。
化粧下地の正しい塗り方
化粧下地の使い方で、ファンデーションのもちが違ってきます。
ポイントは量を多く使わないこと。
沢山使いすぎると化粧崩れの原因となります。
正しい塗り方は、
- パール1粒分の下地を手の甲に乗せる。
- おでこ、鼻、頬、あごに化粧下地を乗せる。
- 3本の指(人差し指、中指、薬指)の腹で、内側から外側に薄く伸ばしていく。
- パフなどを使用して、顔全体をポンポンとやさしくなじませる。
唇の下のくぼみ、小鼻の横、目頭・目尻やまぶたなどの細かいところまでしっかりと塗りましょう。
このような細かい部分は特に薄く塗るようにします。
化粧下地がしっかり肌になじんだら、ファンデーションをつけるようにしましょう。
しっかりなじませないままにファンデーションを使ると、べたつきが感じられます。
まとめ:敏感肌の悩みを解決する崩れにくいおすすめの化粧下地4選
今日は、敏感肌でも安心して使用できる化粧下地を紹介しました。
どれも高機能で高品質です。
自分の肌の状態に合わせて選んでください。
こんなに違うの?というくらい今までと違うことをあなたの肌で実感してください。