我が家は今でも精米機を使っています。
精米する前の米は、モミが付いていますので白米にするときは精米機にかけます。
その時に出来るのが、米ぬかと白米です。
そうですこの時に出来るのが米ぬかなんです。
ここからは母から聞いた話ですが、ぬか袋(木綿で作った巾着袋みたいなもの。)に米ぬかを入れてツヤ出しとして廊下を拭いていたとか、家具を磨いていたという話を聞いてます。
このぬか袋をお風呂に入れて使っていたという話も聞きました。今で言う入浴剤の代わりですね。
そしてまたこれを洗顔に利用していたと言う話も聞いています。
米ぬかのすごい効果・効能
1)便通がよくなり、便の量も増える
2)コレステロール値が下がる
3)肥満の解消
4)高血圧を解消する
5)血糖値を改善する
6)貧血を治す
7)自律神経失調症にも効果的
8)若々しさを保つ
と、いいことばかりです。
特に年齢肌の方は米ぬかの美容効果に注目して欲しいと思います。
くすみを取り除いたり、肌に潤いを与えたり、メラニンを含んだ角質を除去し透明な白い肌へ導いてくれます。
米ぬかの美容成分
- 米ぬかセラミド
- オリザブラン
- γ-オリザノール
- 米ぬかビタミン
米ぬかセラミド
私たちは角質層の中に「セラミド」という物質をもっています。このセラミドは外敵からお肌を守る役目を持っています。このセラミドと同様の作用を持つのが「米ぬかセラミド」。
「米ぬかスフィンゴ糖脂質」である米ぬかセラミドは、米ぬか油から抽出して作り出されます。
セラミドは美肌にとって必要不可欠な成分です。加齢によってもセラミドは減少するとされ、足りないセラミドを補うのに米ぬかセラミドが役立ちます。外部の刺激から肌を守るだけでなく、肌荒れの修復機能や保湿機能もあるのが米ぬかセラミドです。米ぬかには20数種類のスフィンゴ糖脂質含まれていて、人間の細胞間脂質(セラミド)と同じ構造を持っています。
オリザブラン
「オリザブラン」は、保湿成分として知られています。水分の蒸発を防ぎ、肌の潤いを保つのに効果を発揮します。
乾燥を防ぎ潤いを保つということは、乾燥を原因とする様々な肌トラブルの改善や予防に繋がるとも言えるでしょう。
米ぬかには「美容のビタミン」とも言われるビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は抗酸化作用をはじめ皮膚炎やニキビの予防効果があります。
他にもビタミンEやイノシトールというビタミンの一種などが含まれており、ハリのあるいきいきとした肌のために有効な成分ばかりといえます。
γ-オリザノール
γ-オリザノールは、米ぬかのおよそ20%の油分を抽出したものです。このγ-オリザノールは紫外線を防いでくれる効果を持っています。美肌のためには紫外線対策が欠かせないものです。
紫外線はメラニンの発生や乾燥など肌への影響のみならず、発ガン性物質が確認されるなど身体全体への悪影響が懸念されるものです。
紫外線による光老化を防ぐことは美肌に欠かせない要素といえます。
更に血行促進作用もあるので、肌の代謝を促しターンオーバーを正常にすることで、健やかな肌へと導いてくれます。
こうした作用から肌の健康を維持する効果も期待できます。
米ぬかビタミン
米ぬかには、ビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は「美容のビタミン」と言われるほど、化粧品の中に配合された場合、高い美容効果を発揮し、皮膚炎やニキビを防ぎ、健康なお肌を保ちます。
抗酸化作用(肌さびを防止する)を持ち、お肌を生き生きとした、ツヤ、ハリのある状態へと導きます。
ビタミンB群のほかに、ビタミンE、イノシトール(ビタミンの一種)など、米ぬかには健康なお肌には欠かせないビタミンがたくさん含まれています。
米ぬかを利用した美容方法
米ぬか洗顔
米ぬか洗顔には2つの方法があります。
1.ぬかで直接顔を洗う方法
のかを手のひらに取り水かぬるま湯を適量加えてよく混ぜます。米ぬかを顔に延ばして優しくマッサージします。
敏感肌の人や、トラブルがある方にはオススメできません。
また年齢肌の方も直接洗うのは避けたほうがいいでしょう。
2.ぬか袋利用する洗顔方法
ぬか袋をぬるま湯に浸し、よく揉み込むと中から白い液体が出てきます。
液体が出てきたらぬか袋を顔に優しく押しあてます。
皮脂の多い額や小鼻周辺はそっとすべらせるようにしましょう。
1回使ったぬかは捨てます。
ぬか袋の作り方
糠袋はいくつか作っておけば便利です。作り方は簡単です。
手ぬぐいとかを利用して作ります。袋状に縫えばすぐ出来上がります。
もしも縫うのがめんどくさい場合は、ハンカチを使うと良いでしょう。
ハンカチの真ん中にぬかを入れ四隅をきつく縛ります。これで出来上がりです。