年齢肌の悩みは色々とありますが、代表的なものはシミ・しわ・くすみ・たるみです。
年齢肌の対策としては、一つ一つの悩みに個別のアプローチをしていました。
例えば、
シミやくすみにはハイドロキノン配合の製品を使うことや、
しわには保湿対策としてセラミド配合のスキンケア製品を使うこと
たるみには、コラーゲンを増やす効果の高い成分が配合されている製品を使うことなどです。
コラーゲンを増やす効果が最も高い成分というのが、
- レチノール(ビタミンA)・・・お肌のターンオーバーを高めます。効果は高いのですが、刺激が強いので慎重に。
- ビタミンC・・・コラーゲン生成に必要。浸透力が弱いので、APPSなど抗浸透タイプを選ぶ必要があります。
- ナイアシン・・・レチノールと同じくターンオーバーを高めます。刺激が少ないので敏感肌でも安心。
- マトリキシル・・・コラーゲンが材料の美容成分。繊維芽細胞に働きかけてコラーゲンを増やします。
コラーゲン以外にも、年齢肌にはポリフェノールが効果があるという事は皆さんご存知だと思います。
赤のとち姫には、栃の実ポリフェノールが配合されています。
栃の実と聞いてどのような植物か思い浮かびますか?
栃の実は、トチノキから取れます。
あまり馴染みのない植物ではないでしょうか?
トチノキは栃木県の県木で、1966年6月28日に制定された。種子はデンプンやタンパク質を多く含み、「栃の実」として渋抜きして食用になる。食料が乏しかった時などは耕地に恵まれない山村ではヒエやドングリと共に主食の一角を成し、常食しない地域でも飢饉の際の食料(飢救作物)として重宝され、天井裏に備蓄しておく民家もあった。 ウキペディアより引用
栃の実は古くから、食用植物として利用されてきました。
栃の実の効能
- 肌の調子を整える効果
- 血糖値の上昇を抑える効果
- 活性酸素を除去する効果
- 胃の健康を保つ効果
肌の調子を整える効果
苦みのもととなるサポニンやタンニンは皮膚のトラブルを解消します。
サポニンの多く含まれる種子は、乾かして粉末にし、しもやけに塗ったりお米と混ぜて腫れ物に貼り付けたりして利用されてきました。
タンニンを多く含む樹皮は日干し保存し、煎液を服用します。この煎液は水虫にも効果があり、外用されてきました。
特に効果を発揮するのは、寄生性皮膚病に対してで、春先の若葉の粘液はそのまま塗ります。
葉に含まれる成分は植物病原菌に対して抗菌性をもつ物質である上、殺菌効果も期待できます。
血糖値の上昇を抑える効果
とちの実に含まれるポリフェノールは糖質をブドウ糖に分解するアミラーゼなどの酵素を阻害する働きがあります。
そうすることで、糖質の吸収が抑制され、血糖値の上昇も抑えられます。
また、脂肪を分解するリパーゼを阻害するので、脂肪の吸収を抑える働きもあります。
活性酸素を除去する効果
老化の原因ともいわれる酸化を防止するパワーがあります。
とちの実に含まれるポリフェノールは高い抗酸化力を持っていることが研究でわかっています。
胃の健康を保つ効果
「トチノキ」は以前から薬用植物として用いられてきています。とちの実の乾燥粉末を服用することで、胃痛に効くといわれています。
樹皮を煎じ薬として服用すると痔や子宮出血に効果があります。
現在は薬がすぐ手に入りますが、このように薬用植物として利用されていたときは本当に重宝されていたものだと思います。
あかいとち姫はお菓子屋さんが作っています。
なぜお菓子屋さんが作っているかと言うと、栃餅(とちもち)という郷土食を寿製菓が作っていました。
これは、渋抜きしたトチの実をもち米と共に搗いたもので、栃餅(とちもち)と呼ばれています。郷土食として受け継がれ、土産物にもなっているのです。
この栃餅(とちもち)を製造している寿製菓が大学・公的機関と共同開発を進め、栃餅(とちもち)に利用している「栃の実」から、「プロアントシアニジン」という成分が含まれているポリフェノールを発見しました。
栃の実のポリフェノールは、赤ワインの約33倍・ブルーベリーの約4倍含まれています。
ポリフェノールは、皮膚に作用しますか?
ポリフェノールがエイジングケアに効果を発揮していると言う事は分かるのですが、それはポリフェノールがほとんど経口摂取だからです。
この赤のとち姫は、洗顔石鹸ですからポリフェノールが皮膚にどのような影響を及ぼすのかを調べてみました。
ファンケルの研究により、「リンゴポリフェノールが皮膚老化に抑制効果を発見」されたので、
第10回日本坑加齢医学会総会で最優秀演題賞を受賞したと発表されました。
内容はリンゴポリフェノールが、紫外線の蓄積によるしわ、表皮肥厚に優れた有効性を発揮したとのことです。
この栃の実ポリフェノールは、業界初ということですから栃の実ポリフェノールが効果があるという根拠はないのですが、
「ポリフェノール」は同じなので、りんごポリフェノールと同じような効果が期待できるのではないかと思います。
赤ワインのポリフェノールと比べるとなんと33倍ものポリフェノールが入っているんですよ。
赤のとち姫ためしてみました。
たくさんの美容成分が入っているということでしたので、赤のとち姫注文してみました。
美容成分各種
- 栃の実ポリフェノール
- プラセンタ
- コラーゲン
- アスタキサンチン
- ヒアルロン酸
- セラミド
- エキストラヴァージンココナッツオイル
これだけ配合されています。
赤のとち姫到着しました。
私は泡立てるのが苦手だったので、マイクロバブルフォーマーが付いている2個セットを注文しました。
さすが、お菓子屋さん。これだけ見たら洗顔石けんとは思えませんよね?まるで、和菓子のようです。
果物の柿の色のような深いオレンジ色です。甘い匂いを想像していたのですが、においは何もありませんでした。
マイクロバブルフォーマーで、泡立ててみました。
私は洗顔石鹸を泡立てるのが苦手ですので、いつも泡立てネットを使っています。
ところがこの赤のとち姫には、マイクロバブルウォーマーがついています。
このマイクロバブルウォーマーは、誰でも簡単に泡立てることができるのです。そして泡立てネットより細かい泡が作ることができます。
マイクロバブルウォーマーのアナの空いたものに、乾いている石けんをこする。と、このように小さい穴に石けんが付きます。
今度はマイクロバブルウォーマーの容器に上の写真のように水をいれます。容器にラインがありますので、すぐ分かります。
ラインより水は少なめのほうがいいようです。
つまみが付いている取っ手を上下に数回動かすと、泡が簡単に出来てしまいます。
下の写真くらいの泡の量になると、手が重たくなりますが、それでも我慢して泡を作ってくださいね。
すると、生クリームを泡立てたかのようにフワッフワッのポイップクリームのような泡が出来上がっています。本当に真っ白の綺麗な泡です。
早速出来た泡で顔を洗ってみました。
マイクロバブルウォーマーで作った泡を手に取ると、本当に優しい泡です。
弾力がある泡では有りません。
早速、泡をかおにのせて、指の平で泡を回していると、驚きました。
まるで炭酸パックをしたかのように、泡がはじけてなくなってしまったのです。
今まで粘り気のある石鹸を使ってきましたので、これは衝撃的でした。
「えっ?ほんとうにこれで汚れが落ちるの?」と思いました。
しかし、 2~3日使い続けていると、毛穴の黒ずみがなくなってきました。
たぶん、炭酸パックと同じように、肌の上でシュワシュワっとはじけながら毛穴の汚れを浮き出してくれているのだと思います。
これなら、年齢肌で毛穴の黒ずみを気にしている方には、効果的な石鹸だと思います。
この赤のとち姫の泡は、顔の上に乗せたらすぐしゅわしゅわっと弾けて、なくなってしまうので、泡パックするのにちょうどいい洗顔石鹸だと思いました。
もっちりした石鹸ではないので、肌に乗せて泡パックをしても必要な皮脂はそのまま残してくれています。
いくら泡が優しいと言っても長時間泡パックをすることはオススメしません。
洗いあがりもさっぱりしています。
タオルで水分を拭き取っていると、なんだかワントーン顔色が明るくなっている気がします。
このような感じなら、首に使っても効果があるだろうと納得できました。
やはり、年齢を重ねると、年が出るのは手と首筋だからです。
年齢肌の私たちにとって、デコルテまで使える石鹸は非常にありがたいです。
まとめ
泡がすごく軽いので、もっちりした石鹸を使っている方は物足りないかもしれません。
首筋やデコルテまで使えると言うことで年齢を気にしてる方には嬉しい石鹸です。
また、完全無添加で美容成分がたくさん配合されている点もいいと思います。
泡をクッションとして洗顔するということは、この赤のとち姫では難しいと思います。
洗顔するときは、指と肌が触れ合うことがありますので注意が必要です。
キャンペーンは終了しました。