年齢を重ねるといつの間にか、目じりのあたりやこめかみに近い部分にシミを見つけることがあります。
「えっ、こんなシミいつできたの?」とどなたでも経験することでしょう。
そういう私も同じです。
長いこと営業の仕事をしていたせいでしょうか、いつのまにか頬にも目じりにもシミがあります。
ただでさえ、肌は老化しているのにシミまで出て来たら今より以上に老けて見られます。
ひとつでもいいので、シミが薄くなったらとってもうれしいですね。
きょうは、シミの原因と対策をお話しします。
シミってなんですか?
シミは肌の老化現象です。
左右対象にしてできやすいのが特徴で、できやすい場所は、「額」「頬」「目の周り」「口の周り」です。
肌の質としては乾燥肌や色白の方がシミは出来やすいようです。
シミの原因は?
肌は一定のサイクルで新陳代謝を繰り返しています。これを肌のターンオーバーと言いますが、このターンオーバーが乱れると皮膚のメラニン色素が沈着してしまいシミになります。
ターンオーバーの周期は年代によって違ってきます。
40代は60日、50代は75日、60代は90日以上かかります。年齢を重ねるとシミが増えてくるのは、当たり前になのです。
ターンオーバーが長くなってくると、古い角質が皮膚の表面にとどまっている時間が長くなって、そのまま皮膚表面からはがれないことがあります。
これがシミになります。
シミの原因のトップは紫外線です。
肌は紫外線を浴びると、紫外線から肌を守ろうと言う機能が働きメラニン色素が皮膚の表面に浮き出てきます。これにより紫外線を肌から守るのです。
若いからと言って、日焼け止めを塗らずに紫外線を浴びると後々しみになることがあります。
シミは紫外線を浴びだからすぐ出来るのではなく、皮膚の奥で徐々に皮膚細胞が変化しある日突然それが肌の表面に現れてきます。
またその他にも食生活が乱れたりストレスや禁煙が原因となることもあります。
シミを防ぐには?
紫外線対策をきちんとしましょう。
- 日焼け止めクリームや日傘、長袖の服、帽子サングラスなども活用しましょう。
- 紫外線対策は晴れる日だけではだめです。曇りや雨の日も紫外線対策は必要です。
- 化粧品も添加物・着色料などが入っていない化粧品を選ぶようにしましょう。
- 規則正しい生活をしましょう。
シミができたら
基本的な生活習慣を大事にします。
基本的な生活を送ることで肌のターンオーバーを正常に戻します。
ターンオーバーを正常に戻すと、肌は28日で生まれ変わるので食事と睡眠と適度な運動も心がけるようにしましょう。
50代では75日、60代では100日かかるといわれています。ストレスをためない生活を心がけたいですね。
肌の水分補給をする。
肌は水分が少なくなるとシミができやすくなります。
加齢やストレスなどで肌の水分量が不足するとダメージがそのままメラニン色素の沈着につながります。
水分補給ができるセラミド配合の化粧水を選び、水分を長時間肌に保持していけるクリームを選ぶようにします。
ビタミンCを補う。
ビタミンCは体内で作ることができませんので、食事やサプリメントから補うようにします。
野菜や果物・緑茶を積極的にとるようにしましょう。
メラニン色素の生成を抑制するようなサプリメントを取ります。
Lシステインがメラニン色素の生成を抑制します。
シミを予防する効果が高く紫外線のダメージを受けても、メラニン色素が肌に残りにくいのでシミになりにくいのです。
既にできたメラニン色素の沈着を古い角質と共に排出もしてくれる働きもあります。
美白で1番効果的なのはハイドロキノンです。
ハイドロキノン配合の化粧品を使い、ビタミンCやトレチノインと一緒に摂ると効果的です。
ハイチオールCは美白サプリで有名ですが、主成分はL-システイン。
L-システインが美白サプリと言われる理由は肝臓の解毒作用があり、その結果メラニンの生成を抑えメラニンを無色化する効果があるためです。
ハイドロキノン配合のスキンケアは、
で紹介していますので、参考にしてくださいね。