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【体臭】亜鉛サプリが体臭に効果的って本当ですか?

サプリメント
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亜鉛は疲労回復や貧血に効果的と聞いてはいたのですが、体臭にまで効果があるとは知りませんでした。

亜鉛サプリメントのイメージとして、男性用のサプリメントだとずっと思っていました。

だって、精力剤としてのイメージが強いんですもの。

 

私のその認識を変えたのは、体臭の強かった職場の元同僚が体臭がすっかり匂わなくなったいたのです。

そこで、体臭が臭わなくなったねとは言えませんので「肌が綺麗になってるみたいだけど化粧品か何か変えたの?」と聞くと

「亜鉛がいいって聞いたから、亜鉛のサプリメントを飲んでいる。」という返事が返ってきました。

あの凄かった体臭にここまで効果があるとは驚いてしまいました。

そこで、亜鉛の効果と体臭の関係を調べてみることにしました。

 

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亜鉛って何?

私たちが生きるために必要な酵素の働きに関与しています。

体の中で働く数千種類の酵素の中で、約300種類もの酵素は亜鉛がないと活性化できません。

たんぱく質の合成や骨の発育・糖代謝にも欠かすことのできない必須ミネラルです。

 

亜鉛の所要量は 鉄と同じくらいとされていますが 尿や汗の中に排泄される量は 鉄の十倍も多く、ダイエットや運動によってすぐ不足しがちになります。

また加齢によっても 尿中の排泄量が増えます。

 

亜鉛は色々な食品に含まれているために、ふつうに食事をしていれば不足する心配はありません。

 

しかしインスタント食品やファーストフードに偏った食生活や過度なダイエットしている場合などは不足気味になりますので、サプリメントから摂取することをおすすめします。

 

 

亜鉛が不足すると、どうなるの?

味覚障害

必須ミネラルの亜鉛が不足すると、味覚障害や発育不全、機能性障害などを引き起こすといわれています。

  • 味覚障害
  • 物忘れが激しい
  • 免疫力の低下
  • 貧血
  • 視力の低下
  • 脱毛・薄毛
  • 爪や皮膚の異常
  • 性能力の低下

ということが考えられます。

亜鉛不足になった人に体臭がある原因

  • 亜鉛不足を引き起こす病気 ピロルリア
  • 貧血

ピロルリア

ピロルリアは別名ピロール尿症とも言われ、尿の中にピロール (独特の異臭を放つ黄色い液体)が検出される病気で、このピロールが原因で体臭、口臭が発生します。

またピロルリアを発症した人は、ピロールが血液中のビタミンB6と亜鉛に結びついて尿として排出されます。このことで亜鉛不足につながります。

 

またビタミンB 6が不足すると、精神的な力(メンタル力)が弱くなります。

 

感情のコントロールが難しくなってしまい、幻聴が聞こえたり暴力的になったりします。このようにピロールが増えるとうつ病など心の病を発症しやすくなります。

 

ピロルリア体質と言うように、生まれ持った体質でピロルリアになりやすい人がいるという事です。

ピロルリアについては現在も原因や治療法が確立されていないということです。

 

【体臭】ピロルリア体臭って?聞いたことありますか?
きいたことがないような病名が体臭や口臭の原因となっているらしいのです。ウキペディアを見ても良くわかりませんでしたので、自分なりに調べてみました。ピロルリアとは?尿中にクリプトピロールが高濃度に検出される状態を「ピロール尿症」といいます。

で解説していますので、参考にしてください。

貧血

貧血

貧血と体臭は、深い関係があります。

貧血と言うとすぐに思いつくのが鉄分不足だと言うことです。

貧血は血液中のヘモグロビンが減っていることが原因です。

 

ヘモグロビンは酸素とくっつき全身へ酸素を送る役目を持っていますので、貧血になると体の酸素量が減っているということです。

 

つまり、体の隅々にまで十分な酸素が供給できない状態になっています。

すると貧血状態で汗をかくと、悪い汗をかきやすくなっているのです。

 

悪い汗と言うのは、もともと酸素不足で体のエネルギーが不足しています。

その上に汗をかくエネルギーが必要になってくるのです。

そのような時は酸素を使わずに汗をかく解糖系という不完全燃焼で汗をかきます。

この時に発生するのが乳酸です。

 

乳酸が汗の中で増えると、乳酸につられてアンモニアも汗の中に増えてきます。

これがにおいの強い汗=悪い汗となります。

 

 

悪い汗をかくと、鉄分が余計に失われます。するとますます貧血がひどくなります。

悪のスパイラルにならないように内科を受診してください。

ピロルリアについても貧血についても改善する方法は亜鉛と鉄分を含んだ食事を取ることをおすすめします。

 

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亜鉛と体臭の関係

亜鉛を多く含む牡蠣には、タウリンと言う成分が含まれています。

タウリンの効果として

  • 肝機能を高める。
  • 便秘を解消する。
  • 血液をサラサラにする。

があります。

肝機能を高める。

疲れている肝臓

肝臓の機能が低下すると、解毒する力が弱まってしまいます。

どのようなことが体の中で起きるかというと、口から摂取した食べ物は胃や腸で消化されるのですが、消化しきれない食べかすがそのまま腸に残ってしまいます。

腸の蠕動運動が正常に働いていれば、食べかすは便として排出されます。

しかし蠕動運動が弱いと食べかすはそのまま腸内に溜まってしまいます。これが便秘です。

この溜まった食べかすから有毒ガスが発生していきます。

 

肝臓の機能が正常に働くと、有毒ガスを無毒化するのですが、肝臓の機能が低下しているとこの有毒ガスの匂い成分がそのまま血液の中に入り込んでしまいます。

 

血液が全身をめぐり、呼吸で出るときは口臭となり、汗として出るときは体臭となります。

 

タウリンにより肝臓の機能が高まると、解毒する力が強くなり有毒ガスを無毒化するようになります。

つまり体臭の原因物質を肝臓が取り除いてくれるわけです。

 

またアルコールの代謝も促進しますので、「アルコール臭」による体臭が改善されます。

便秘を解消する。

腸内環境

筋肉の収縮力を高めるタウリンは腸のぜん動運動にも影響して便秘にも効果的であると考えられています。

便秘が解消されることで、「便臭」による体臭や口臭を軽くすることができます。

 

 

血液をサラサラにする。

血液サラサラ

血液中の毒素(悪玉コレステロール)を退治し、血液をサラサラにする効果があります。

血液が綺麗になると、血液中から臭いにおいが排出され口臭や体臭の改善に役立ちます。

 

亜鉛のことを調べてみると、亜鉛を多く含む牡蠣がタウリンをたくさん含んでいて、そのタウリンが肝臓の機能を高め、便秘を解消し、血液をきれいにしていることが分かりました。

 

さすがにこのような効果があるのなら、たくさんとれば、体臭も改善し、肌もきれいになって、男性だったら精力もついてと単純に考えたくなります。

 

いいことばかりのようですが、亜鉛は大量(一度に2g)に取りすぎると急性亜鉛中毒になってしまいます。

急性亜鉛中毒では

  • 嘔吐
  • めまい
  • 胃痛
  • 発熱

などの症状が見られます。

また、亜鉛の摂取目安量は1日30mgです。

 

亜鉛の摂り過ぎが続いてしまうと鉄や銅の吸収が妨げられてしまうので貧血・免疫機能の低下白血球の減少・コレステロールや糖代謝の異常といった鉄や銅の欠乏の症状が出てきます。

 

 

亜鉛がたくさん含まれている食べ物

亜鉛は、肉類・魚類・穀物類に多く含まれています。

  • 牡蠣(カキ)
  • うなぎ
  • 牛肉(もも肉)
  • チーズ
  • レバー(豚・鶏)
  • 卵黄
  • 大豆製品(納豆・きな粉・豆腐)
  • そば
  • ゴマ
  • 緑茶
  • 抹茶
  • カシューナッツ
  • アーモンド
  • 黒米
  • 赤米

その中でも特に牡蠣には含有量が多く2粒で、一日の摂取量が補えます。

亜鉛の1日の必要摂取量は、15mg。

亜鉛不足が気になる方は、サプリメントで取ることをおすすめします。

 

 

まとめ

ここまで体臭に亜鉛が効果的だという事を紹介してきました。

亜鉛は、体に必要な栄養です。

しかし、食事で摂取することが難しい栄養のひとつです。

お友達のように、肌がきれいになった事や体臭が気にならなくなったことなどがありますので取るほうが良いのではないかと思います。

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