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勤めてはいけない訪問介護事業所の見分け方

勤めてはいけない訪問介護事業所 介護の仕事
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昨年介護職員初任者研修を終了して、早速訪問介護事業所に登録して訪問介護をはじめました。

ところが、こんなはずじゃなかった・・・。というのが続出。

 

3ヶ月で訪問介護事業所をやめました。

 

 

年も年だから、一度勤めたら長く勤めたいのに・・・。

この歳で転職って難しいのはわかっている。

 

やめた理由は、面接時の条件を3ヶ月経過しても守ってくれなかったことです。

 

訪問介護事業所に登録する際の譲ってはいけないポイントを紹介します。

 

  • 自分の条件をきちんと伝える
  • 訪問時に自家用車を使うなら、ガソリン代等が出るかを確認

介護の仕事が初めての場合は、驚くことがたくさんあります。

 

例えば、時給が1,500円なら2時間で3,000円となるはずですが、違うんです。

2時間で、2,220円となります。時間給はなんと1,110円になるのです。

嘘みたいと言いたいけど、介護の現場では実際にあることで介護保険で決まっているんです。

 

ですから、パートの場合はお給料がいくらになるのかという計算もしにくいんですよ。

 

こんなことは実際に働いてみないとわかりません。

訪問介護あるあるなのでしょうね。

 

実際に私が経験したことをおはなししますので、介護の仕事をしたいと思っている方は参考にして下さい。

 

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訪問介護事業所の面接時の注意点

履歴書

面接時に自分の条件をきちんと伝える。

当たり前といえば、あたり前のことです。

 

私が最初に伝えた条件は、

  1. 雇用保険への加入(週20時間以上の勤務)
  2. 平日のみの勤務

以上の2点です。

 

採用から3ヶ月経過しても雇用保険加入の条件が満たされなかったので、退職しました。

 

3ヶ月まったのに、雇用保険加入の条件を満たさないのは、雇用保険に加入させるつもりがなかったのでしょうね?

 

そして、平日のみの勤務と言っていたのに、土日でてくれない?と言われました。

日にちを決めて土曜日出勤してもいいと言いました。

ところが、決めていた日にちを過ぎてもスケジュールを組んでいるのです。

私の条件はのんでくれないのに事業所の都合ばかり優先するんだと思いました。

ガソリン代が出るの?

訪問介護の登録ヘルパーの場合、自家用車を使うことが多くなります。

面接の時に聞いたのはガソリン代のことです。

毎日のことですから、馬鹿になりません。

回答は、ガソリン代はでないけど、通勤費として3000円出るからと言われました。

 

ところが、通勤費は支給されませんでした。

 

登録する事業所によっても違ってきますが、1件訪問に付きガソリン代が200円出る事業所もありますので、きちんと確認するようにしましょうね。

 

となると、免許は持っているけど、車がありません。というといいかもしれませんね?

事業所の車を使用できるかもしれませんね?

 

わたしのようになると、遠方ばっかり行かせられるようになってしまいます。

 

遠方に行く=ガソリン代がかかる=負担が増えるという負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

徒歩かチャリですと言うと、近場を与えられるようになります。

移動時間も少なくガソリン代の負担もないならば、働きやすい仕事だと思います。

 

 

 

私のように最初から嘘を言われていたのでは話になりません。

 

新人が多く入る訪問介護事業を選ぶ。

これは、仕事をはじめてから痛切に感じたことです。

私が入所した訪問介護事業所は、私が久しぶりの新人だったらしいのです。

つまり、誰も新人の気持ちがわからないのです。

初めての介護の仕事をするのに、不安を払拭させる説明がありませんでした。

 

 

お風呂の見守りがプランに入っているからお風呂の見守りをして下さいねと言われても、実際どんなふうにしていいかわからない。

見とくだけでいいからと言われても・・・。

不安で不安でたまらないのに、どんなにすればいいのかわかりません言おうものなら、「そんなこともわからないの?」と言われます。

 

それとか、「〇〇さんのサービスに入る前に、食材がないから買い物してから入ってね。お金は〇〇さんのテーブルの引き出しに入っているから。」

といわれることもありました。

「時間外になるんですか?」と聞くと「だめならいいのよ。」といわれます。

まさに、無言の圧力です。

買い物に行かないわけには行きません。

これで30分のサービス残業です。

 

サービス責任者であろうと、介護福祉士であろうと介護職員初任者研修終了者であろうと訪問介護先でやることは一緒のことです。

つまり、会社は社員と同じことをパートさんに求めているのです。

 

社員は時間外であろうと、お給料などにはなんの影響もありません。

次からの買い物を断ると、あまり心象がよくないらしく、そのサービス責任者が担当している他の利用者さんの仕事が回ってこないようになりました。

 

 

面接の時に新人さんの採用状況を聞いてみるといいですね。

 

ここまでお話したのは、事業所での面接時の注意点です。

 

次からお話するのは、訪問介護事業所に登録してから注意する点です。

 

訪問介護事業所に登録してから注意する点

登録事業所が決まっても、それだけで安心してはいけません。

訪問先で今までと同じようにきちんとサービスが提供できるように、新人には同行があります。

責任者の同行があるか?

介護同行

同行する人によって、教えてくれる内容がぜんぜん違います。

パートのヘルパーさんでも、きちんと必要なことを教えてくれる人もいれば、社員でもいい加減な人がいます。

利用者の状況はもちろんのこと、訪問介護に行ってどのようなサービスを行うかをきちんと教えてくれる人が同行してくれるのかがポイントです。

 

しばらくすると、同行してはだめな人というのがわかってきます。

「時間が余る場合は、帰っていいよ。」と言われてもどのようにすればいいのか全くわかりません。

 

 

 

 

 

同行者の当たり外れがあります。

でも、同行者を選べないのが登録ヘルパーの悲しいところです。

 

ましてやヘルパーの方から、この人の同行はお断りしますなんて全く言えないのが実情です。

 

ヘルパーの悩みに対応してくれるか?

訪問先でしてはならないことを頼まれる場合があります。

 

たとえば、さっきの時間が余るお宅です。

プランに組み込まれているサービスを利用者さんが利用されないのがわかっている場合は、プランの見直しが必要になると思うのですが、会社に報告しても知らんぷりです。

時間が短くなれば、会社の収入が減るのでしょうか?

 

利用者さんに

たる美
たる美

時間が余りますので早く帰りますね。

早く帰ったら、あなたのお給料が少なくなるでしょう?

余った時間はお風呂のカビ取りをして。

 

たる美
たる美

カビ取りはできないんですよ。

なぜ?

前のヘルパーさんはしていたのに。

あなただけよ、そんな事言うのは。

ストレスが溜まって、余計にイライラする!!

事業所に報告しても、できないことはきちんと伝えているので、その都度お断りしてくださいとメールで来ただけです。

 

ヘルパーの悩みに答えてくれない事業所なんだと思いました。

移動時間や待機時間

訪問介護は利用者さんのお宅を訪問します。

自宅を訪問するのだから、移動時間が必要になってきます。

 

車で訪問して往復1時間、サービスは45分。

ガソリン代もでないとなったら、断りたくなりますよね?

 

私の一週間のスケジュールは

  • 月曜日が2件 2時間
  • 火曜日が4件 4時間
  • 水曜日が2件 1時間半
  • 木曜日が2件 2時間
  • 金曜日が1件 45分 (90分用意されているが、利用者がサービスを利用しないので時間が余る。)

合計 10時間半です。

 

一週間の中で働いていると実感できるのが火曜日ですが、朝9時から夕方4時まで時間の拘束があります。

拘束時間は7時間となります。実働4時間で移動時間や待機時間が3時間となります。

 

時給は1,500円ですから4時間で6,000円です。

しかし、待機時間などを入れて計算すると、時給1,000円。

 

これなら施設で働いたほうがいいと思いませんか?

このうえに、ガソリン代や電話代の手出しがあるので、時間給はもっと下がってしまいます。

施設なら、ガソリン代や電話代の手出しがありませんから・・・。

 

施設がいいの?かといえば、そうでもありません。

というのも、やはりそれぞれのメリット・デメリットがあるからです。

自分に合う介護の仕事を見つけるためにもメリット・デメリットはしっかり見極める必要がありますね。

施設と訪問介護のメリット・デメリット

施設とは?

デイサービス

施設には、特老・デイサービス・老人保健施設・有料老人ホームなどがあります。

建物の中で、利用者さんの介護を行うことです。

 

例えば、一日8時間勤務で、週に3回働くと勤務時間は週に24時間となりますので、すぐに雇用保険の加入条件は整うことになります。

施設のメリット

  • 自分一人で全部抱え込まなくって良い。
  • 施設内での情報共有ができる。
  • 責任者が常駐しているので安心できる。

他にもたくさんのメリットがありますが、なんと行っても大きいのは自分ひとりで抱え込まなくっていい点です。

訪問時にチャイムを鳴らしても応答がないときなどは、会社の指示待ちとなります。

ところが、責任者が出払っているときなどは、会社から折り返しの連絡はなく自分一人でどうすることもできません。

全て1人で解決しないといけないんだと思い知らされたことも何回もあります。

施設なら、自分ひとりではありませんので、スムーズな対応が可能になりますね。

 

施設のデメリット

  • スタッフ間の人間関係がややこしい場合がある。
  • 夜勤があることがある。

主にこの2点があげられると思います。

人間関係は、3人以上いれば必ず問題になります。

人の言葉に乗せられないようにしましょう。

 

また、施設の特徴として夜勤があります。

夜勤ができない場合はお断りしましょう。

訪問介護とは?

 

不問介護

利用者さんのお宅を訪問してサービスを提供します。

訪問介護のメリット

  • 一人で訪問するために自分のペースで仕事ができる。
  • いろんな家庭の知恵などを知ることができ、自分の知識となる。
  • 違う人を訪問するので気分転換になる。

 

訪問介護のデメリット

  • 希望する働く時間を確保できない。
  • 訪問する家ごとに違うルールが有るために覚えるのが大変
  • 他社の事業所も入っている場合は、サービスを比べられることがある。
  • 掃除婦としか思っていない人が多い。
  • できないことを平気で頼んでくる。

事業所とヘルパーの情報交換ができていない場合が多いために、なかなか希望が通らないことが多くなります。

嫌な思いをしないためにも、訪問介護事業所選びは大切です。

 

インターネットで評判を見るとか、介護専門の派遣に登録したほうが自分の希望をきちんと伝えられます。

また、就職先のトラブルにも対応してもらえますので心強い味方です。

まとめ:勤めてはいけない訪問介護事業所

ここまで、勤めてはいけない訪問介護事業所についてお話してきました。

 

3ヶ月訪問介護で働いて感じたことは、介護職が初めてという方は施設で働くことをおすすめします。

というのも、訪問先でなにかあった場合はすべての責任がかかってきます。

 

いつものように玄関の鍵を開けたら、利用者さんが倒れていたなんてことも考えられます。

そんなときはサービスを利用されたわけではないのでもちろん時間給も発生しません。

それどころが、警察の対応などいろいろなことが待っています。

 

お小遣い稼ぎに訪問介護を選ぶならとてもいい仕事です。

 

しかし、まだ自分で生活費を稼ぎたいと思っている方や、子供の世話になりたくないと思っている方は施設で働くことをおすすめします。

 

 

面接の時にわからないこともたくさんあります。

そんなときは、介護専門の派遣に登録するのがいいです。

というのは、希望する条件などをきちんと相手先に伝えてくれるからです。

また、派遣先のトラブルにも対応してくれます。

 

私のように不信感を募らせることも少なくなることでしょうね。

 

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